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健康本、2021年のベストセラーは?

2022.01.01

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、2021年の年間ベストセラー本が、大手取次会社の日販、トーハンのそれぞれから発表されました。健康にまつわる本ではどんな本が多くの人に読まれたのか、ご紹介します。

実用書ベスト10に入った健康本

日販調べで、実用書のベスト10に入った健康本は、次の3つ。
ちなみに、集計期間は2020年11月24日から2021年11月21日です。

・5位『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』(小林弘幸、日本文芸社)
・7位『眼圧リセット』(清水ろっかん、飛鳥新社)
・10位『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(村木宏衣 主婦の友社)

一方、トーハン調べで、実用書のベスト10に入った健康本は次の5つです。
こちらも集計期間は、2020年11月24日から2021年11月21日でした。

・4位『眼圧リセット』(清水ろっかん、日本文芸社)
・5位『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』(小林弘幸、日本文芸社)
・7位『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(村木宏衣、主婦の友社)
・8位『「空腹」こそ最強のクスリ』(青木厚、アスコム)
・9位『脊柱管狭窄症 自力で克服! 腰の名医が教える最新1分体操大全』(菊地臣一 他、文響社)
・10位『一生役立つ きちんとわかる栄養学』(飯田薫子、寺本あい監修、西東社)

コロナ禍で反響を呼んだ3冊

「日販調べ」と「トーハン調べ」を見比べると、思いのほか、ランキングは変わるものですね。そのうち、『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』『眼圧リセット』『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』の3冊は共通しています。

自律神経にまつわる本はこれまでにもいろいろあり、著者の小林先生の本をはじめ、ベストセラーになったものも結構ありますよね。そのなかでこの本は、自律神経とは何かという基本と、自律神経を整えるための方法(生活習慣、食生活、メンタル力、運動)について、1項目見開き(2ページ)で簡潔に教えてくれます。
ストレスの多いコロナ禍で、交感神経の働きが過剰になるなど不調を感じている人が多いのかもしれません。

『眼圧リセット』は、ドライアイや眼精疲労、視力の低下など目の不調に対するセルフマッサージの方法を紹介したもの。コロナ禍のリモートワークやステイホームで目の不調を訴える人が増えていることが背景にはあるそうです。

もう一つの『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』は、顔が老けて見える3大要因の「ほお」「上まぶた」「フェイスライン」のたるみに対するセルフマッサージ(頭ほぐし)の方法を紹介する本です。女性の横顔の写真が大きく乗った表紙が印象的です。
この本も、「コロナ禍のマスク生活で顔の老化を感じる」といった読者からの反響を受けて版を重ねているそうです。

こうして見ていくと、コロナ禍で生活スタイルが変わってきたことがやっぱり関係しているのかもしれませんね。

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